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椿の余韻を炭にして──静けさを飾る小さな美

椿の余韻を炭にして──静けさを飾る小さな美

上毛工房のブログへようこそ。
今回は、上毛工房が手がける「椿の花炭」についてご紹介します。

私たちは、自然の素材をそのまま炭にする「花炭(はなずみ)」という手法で、日々“自然の美”と向き合っています。なかでも、椿のガクはひときわ静かで、味わい深い存在です。


◆ 花が落ちたあとに残る、美しい形

椿は花ごと落ちる花として知られています。そのあとに枝に残るのが、椿のガク
丸みがあり、まるで小さな器のようなかたちをしており、私たちはこれに深い魅力を感じてきました。

このガクを丁寧に乾燥させ、独自の技術で炭化すると、まるで小さな黒いオブジェのように。
同じ椿でも、ひとつとして同じ形はありません。炭ならではの深い黒が、自然の造形を引き立ててくれます。


◆ ときどき現れる、実つきの椿も

ごくまれに、椿の実がついたままガクを炭化できることがあります。
丸い実とガクがセットになった姿は、偶然が生んだ自然のアートピース。

まるで物語の中から抜け出したような存在感で、見る人の心をふっとほどいてくれるような、静かな美しさを放っています。


◆ かごタイプ・BOXタイプ、どちらにも

この「椿のガクの花炭」は、上毛工房の定番セットである「かごタイプ」「BOXタイプ」どちらにもバランスよくお入れしています。

セットによって微妙に組み合わせが異なるため、届いた時の“出会い”もまた一期一会。
飾るだけで、空間に自然なリズムと余白が生まれます。


◆ 自然素材インテリアとしての魅力

椿のガクの花炭は、調湿・消臭効果を持ち、ただの飾りにとどまらないのがポイント。
見た目に癒されるだけでなく、機能性のある自然素材のインテリアとしても重宝されています。

ナチュラルテイストや和モダン、北欧風インテリアとも相性がよく、小さな器に入れて玄関やリビングに置くだけで、空気が整う感覚を感じていただけると思います。


◆ 花が終わったあとに宿る、静けさと品格

椿の花炭が伝えてくれるのは、「目立たないものこそ美しい」ということ。
花のような華やかさはないけれど、咲いたあとの静けさや余韻を飾ることで、空間に深みが生まれます。

花炭は、季節を越えて長くお楽しみいただける自然のインテリア素材。
その中でも椿のガクは、ひときわ静かな品格をもって暮らしに寄り添います。


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